To Kill a Mockingbird
To Kill a Mockingbird
1962 · Crime/Drama · United States
2h 9m



Scout Finch, 6, and her older brother Jem live in sleepy Maycomb, Alabama, spending much of their time with their friend Dill and spying on their reclusive and mysterious neighbor, Boo Radley. When Atticus, their widowed father and a respected lawyer, defends a black man named Tom Robinson against fabricated rape charges, the trial and tangent events expose the children to evils of racism and stereotyping.
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へちょび
4.5
アメリカ人の正義感を描いた名作映画。この映画を観たウォルト・ディズニーは「私は本当はこういう映画が作りたかったんだ」と語ったそうです。 映画の舞台となっている1930年代のアラバマ州は、黒人差別が色濃く残っていた場所の様で、冤罪で黒人が逮捕されても「裁判なんかせずに私刑で殺しちゃえばいいんじゃね?」といった具合で、ひどい有り様です。 そこを、一人「公正明大な裁判で判断すべきだ」と毅然と立ち向かう主人公アティカスの胆力たるや、そりゃもうめちゃくちゃカッコいいのです!名優グレゴリー・ペックの演技が光ります!こんな父親になりたい! ただ、中盤以降の展開はどうなんでしょうか。法で正義が成されていないのであれば私刑も必要なのか?悪法も法ではないのか?法を遵守することが法治国家の基本ではないか?…と、いろいろ考えてしまいました。 その辺りはアメリカ人の価値観なのですかね。流石は革命を起こして政府を倒す権利が認められている国といったところでしょうか。 そんな感じで、本作はアメリカ流民主主義の緊張感が伝わってくる様な作品だと思います。映画公開当時の1960年代のアメリカにも、まだまだ人種差別は残っていたと思いますので、「目には目を」といったなかなか過激なメッセージを含んだ作品なのかもしれません。
hanako
4.5
2022/10/11 これまた名作と名高い映画。 まずタイトルコールからめちゃくちゃオシャレでびっくり。映像もクリアで演出も音楽も古臭さを感じない。 黒人差別の色濃いアメリカ南部の田舎町で起こる、黒人男性による白人女性暴行事件の法廷モノ。主人公は黒人青年側の弁護士でシングルファーザー。 法廷モノと思っていたら前半1時間ほど子供達のちょっと不思議で恐い夏休みエピソードが断片的に描かれ、「うーーん、ちょっと眠い」と思っていましたが、見終わってみればこの前半部分こそが土台となって作品に深みを出していることに気付く。 ◆ 原題「To Kill a Mockingbird」も観終わってみると「そういうことか…!」とジワジワ味が出てきます。正義は必ず勝つとは限らない。黙っていた方がいいこともある。こういう“人生のグレーゾーン”みたいのなを、無垢な子供に伝えるのって難しいですよね。子育て中なので色々考えちゃいました。 ◆ ロバート・デュヴァルのデビュー作。しかし彼の登場の仕方がシュールすぎて「うぉぉぉぉぉい!!」ってツッコんだ。(→これは観た人は絶対共感してくれるはず。笑) ◆ 【色々調べたレポート】 昨日観た「素晴らしき哉、人生!」は1946年、主演のグレゴリーペックの代表作の1つ「ローマの休日」は1953年。今作は1962年なので一口に"白黒映画"と言ってもどんどん映像技術って進化してるよなぁと感心。私にとって最初に認識した外国人のかっこいい俳優と言えばグレゴリー・ペックなのですが、この作品の役・アティカスも最高にイケてました!「アメリカ人の選ぶ映画の中のヒーローランキング」ではあのインディー・ジョーンズやジェームズ・ボンドを押さえて栄えある1位になったこともあるキャラなんだとか(しかも選ばれたのは映画公開から40年後の2003年!そして同年にペックが亡くなっているのもまた偶然とは思えない)。ペックはこの作品で念願のアカデミー賞主演男優賞を受賞。原作はピューリッツア賞受賞、1960年代というアメリカで公民権運動が最高に盛り上がっている時代の小説と映画。時代背景と合わせて”見るべき作品”というのはこういうやつなんでしょうね。
ぴよそら
3.5
This may contain spoiler!!
すのさん
5.0
人として、父として、胸を張って生きようとする グレゴリー・ペックの代表作。 男ヤモメのアティカスには息子のジェム、 娘のスカウト、黒人の家政婦さんと暮らす、 町の弁護士である。ある日、アティカスは 判事より、暴行レイプ事件の容疑者である 黒人のトムの弁護を引き受ける事になった。 ジェムとスカウトは、隣のガキンチョと スタンドバイミーに明け暮れており、 その延長で、トムの裁判を傍聴する事になり、 陪審員の審議の結果を目の当たりにするが…。 知的で、紳士で、優しくて、強いメンタル をもつ、グレゴリーがカッコいい。 眼鏡をかけると平田昭彦さんだが、 日本人俳優で言うと石坂浩二さんが ピッタリだな。 1962年の作品、時代は1932年で、 黒人差別が未だに激しく、裁判においても 白人至上主義がのさばってる悲しい時代です。 クライマックスに影響するけど、 障がい者への偏見も常識のようにまかり通ってる 描写もありますので、胸が痛みます。 娘のスカウトの想い出話として、 ナレーションで綴られてますが、 スカウトのキャラ設定が見事で、 作品の質を上げていますね。 やんちゃですが素敵な娘さんだ。 今までは、大草原の小さな家の チャールズ・インガルスを理想の父親像でしたが アラバマ物語のアティカスも理想像に加えます。 原題は、モノマネ鳥を殺す事、ですが、 上手いネーミングだと思います。 理由は、最後まで見ると分かりますよ。 そうか、昔は、城達也さんがグレゴリーの 声を当ててたな、吹替の声優さんが変わると 寂しい気持ちになります。 追加情報① ステファニーおばさん役のアリス・ゴーストリーはTV版「奥様は魔女」の隣のエスメラルダスさん、いつも「あーた!あーた!」と隣の不思議現象を目の当たりにして、旦那さんを呼びつけるのだが、旦那が来た時には不思議現象は終わっていて、頭がおかしい人扱いされる、お決まりのギャグに欠かせない人でした。 追加情報② ブー役の、ロバート・デュバルもどこかで 見たようなと思ったら、映画「MASH」の フランク・バーンズ少佐なんですね。
たん
4.5
・日本人には馴染みが薄いかもしれないが今なお残る人種差別の世間的常識に立ち向かった勇気ある父親の姿が優しく、勇ましかった。 ・前半1時間は子供視点の関心や恐怖を上手く描いていた。特に恐怖。法廷ものがメインかと思ったのでちょっとビックリ。 ・後半は法廷もの。「黒人は~~」というレッテルがまかり通る30年代だからこその判例か。と思ったが米国では今でも差別的事件がたくさんあるし、白人至上主義なんて腐るほどいるわけで。この映画での出来事は現実に起こっているのだと恐ろしくなった。 ・アティカスの優しくも毅然とした立ち振る舞い。決して手を出さない勇ましい博愛主義精神。最後に垣間見える熱意と苦悩。グレゴリーペックが見事演じ切った。 映画ヒーローベスト100では1位になったとか。 ・ジーンが回想する流れのストーリー展開なので最後のナレーションでは彼女がどれだけこの出来事が印象的だったかが確認できる。きっと父親の愛を受け継ぎ素晴らしい人物に成長していることだろうと思える終わり方だった。
てる
4.5
この作品はジャンル分けはできない。一番大きいのはリーガルだが、それ以外にもドラマ、サスペンス、青春様々な要素が含まれている。 始めは子どもと気の毒な男との絆が生むヒューマンストーリーかと思ったが、ブーが出てくるのはだいぶ後半で、しかも、中々、衝撃的な登場であった。 やはり多くの割合を占めるのは、裁判だろうか。罪のない誠実な黒人の青年を、差別にまみれた陪審員が裁く。陪審員裁判っていうのは、冤罪を有罪にしてしまうような、事実を容易にねじ曲げてしまう制度だったのか。なんて理不尽な制度なのだろうかと愕然とした。 しかし、その描かれている裁判もこの作品ではほんの一部にすぎない。お父さんが黒人の弁護士をしているというのは語られているが、詳しく語られるのは、法廷でのシーンのみだ。 この作品は様々な差別を子どもの目線で見せるという趣旨の作品なのだ。 気の毒な男を卑下し差別する大人や子ども、貧しい家の子どもを差別する子ども、黒人を悪意を持って差別する村の人々、その弁護をする弁護士を差別する村の人々。 子どもはとても純粋だ。 その子どもからの目線はときに辛辣であり、ときに優しい。 見たこともない気の毒な男をバカにし、貧しい家の子どもの食べ方をバカにする。ただ、それも子どもならではの柔軟性により容易に裏返る。気の毒な男は気の毒ではなく優しい男であって、貧しい家の子どもは友達になれる。 幼い彼女の目には差別する大人が不可解に見えている。 なぜイジワルをするの? 悪いことはしていないのに。 それは黒人の使用人に躾られた言葉なのだ。 友達でしょ? 仲良くしなさい。 子どもにはそれで伝わるのに大人にはそれでは通じないのだ。 彼女の純粋さに、大人たちは何も返す言葉が見つけられず、退くしか術がなかった。 黒人に対する人種差別はこの当時よりもなくなっているとは思う。だけど、差別や偏見はどの時代にも共通する話しだ。この作品はそれを厳しくも温かく描いている。とてもいい作品であった。 ただ、なんで邦題が『アラバマ物語』なんだろうか。原題は『To Kill a Mockingbird』なのに。もう少し真面目にタイトルに向き合うべきでは? アラバマ物語じゃなんにも伝わらないと思うよ。
Masatoshi
4.0
舞台となった時代から90年、映画が作られてからも60年経ちました。しかし、未だに『黒人の命』と言うプラカードが掲げられている現実に、日本人として愕然とさせられます。 遡って、1964年のビートルズ初の全米公演での出来事。それはフロリダのジャクソンでのコンサートでした。白人と黒人が分けられていた事を知ったビートルズは毅然と出演を拒否したのです。 フロリダ・タイムズ・ユニオン紙はそんなビートルズを発狂していると批判しました。 興業側も色々と策を弄しましたが、最終的に折れ、致し方なく席を自由にせざるを得なくなりました。黒人は白人と肩を並べて演奏を鑑賞したのです。これも、ある意味、別な『アラバマ物語』だったのかも知れまれんね。
k.k
4.5
人ととして生きる上で大切なことを教えられた気がした。原題を見るとわかるが、この物語は冤罪で逮捕された黒人男性を弁護する話だけでは終わらず、ごく身近に存在する差別や偏見に対してもスポットを当てていた。特にラストは既成概念にとらわれることなく、相手の立場を思いやる大切さを子ども目線で捉えたシーンでとても上手い演出だと思った。グレゴリーペックのどっしりとした存在感がこの役柄にぴったりだった。
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