レビュー
toa

toa

3 years ago

3.5


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めまい

映画 ・ 1958

平均 3.6

ずっと小さな不協和音を聞いているような居心地が悪いタイプのサスペンス。これまで観た監督の作品の中では一番哲学的な余韻がある。 劇中はなぜか目よりも不思議と耳に視線がいって、自分って実は耳フェチ?と思ったけど、考えてみれば「めまい」の平衡感覚をつかさどる三半規管は耳にあるわけだから、監督の術中に嵌っているんだと思う。 評判のカメラワークやカラーリングはなるほど。 ちりばめられたメタファー、1回では分からないことがたくさん。渦や螺旋は輪廻? 鮮やかな赤・緑・紫は女性の多面性に対する一面的視点の批判? オープニング、最高にオシャレだったな。 また観よう。