レビュー
親戚たちの家族の人間模様が可笑しくてずっと眺めていられちゃう。 同じ部屋で全員違う話をしていて会話が噛み合ってないのとか、不安なときの妙な気まずさとか。 美味しそうで楽しそうなクリスマスのおなら祭りからのパパの死。 そしてママの再婚。 すぐ側で、パパの亡霊が寂しそうにしていた。 引っ越した先は鉄格子のはまった、けして開かない窓のある部屋。 あんなに気持ちの悪い『愛している』ははじめて。 ダメ旦那ふたりが主教の前でとってもかっこよかったり◎ どうでもよいのだけれど、わたしはちいちゃなとき、アンパンマンとおよげたいやきくんの歌が怖くて仕方なかったなってことを思い出した。自分が鉄板で焼かれる順番を待っている魚に思えた。 "希望と絶望が雲となって雨を降らし、できた泉を求めて旅をする。" その、繰り返し。愛おしい、日々。そして旅の途中。
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