
コウキマン
3 years ago

ヒステリア
平均 3.2
2023.5.6.037 ネタバレあり 1890年代イギリス。当時は女性の情緒の不安定さは“ヒストリア”という病気だとされていた(なんでも重症だと精神病院に入れられ子宮を摘出されるというのだから恐ろしい)。 医者のグランヴィルは確かな医療知識と熱意をもって人々の役に立ちたい思い仕事に励んでいた。しかし当時の病院の医者たちは科学的根拠が乏しい古い医療知識に凝り固まり、グランヴィルは異端扱いされなかなか長期で働けずにいた。そんななか見つけた働き口が婦人科。おもにヒステリーを治療する病院だが、なんとその治療法とは、自らの手指で女性の陰部を刺激するというものだった。 グランヴィルは院長の娘に惚れており、院長もグランヴィルを気に入って病院を継がせたいとのことなので、懸命に仕事に励んだ。 しかし毎日手指を酷使するため、ついに腱鞘炎になってしまう。治療に失敗し常連マダムを怒らせたグランヴィルは即刻解雇となる。 その後、電気の研究をしている友人宅でモーターで動く羽根車をみて閃く。このモーターを使えば、自分の手を酷使せず治療ができるのでは?そして生まれたのがバイブレーター!ってな話。 ほんとかな?と思ってチャットGPTでいろいろ質問してみたところ、起源がここにあるかは疑問が残るが、実際に手指を使ったり器具を使ったりしてヒステリー治療していたことは事実だそうな。女性が快楽を求めて一般的に使用され始めたのもこの頃だそうで。 映画としてはエロさ控えめなコメディでなかなかおもしろかったし、意外な事実を知れて勉強になったなという印象。 「戦争もエロで科学技術は普及し進歩する」なんて言葉があるが、なるほどと思った。