ヒステリア
Hysteria
2011 · ラブコメディ/時代劇 · ドイツ, フランス, ルクセンブルク, イギリス
95分



1890年、イギリス。第二次産業革命が起こりヴィクトリア王朝は最盛期を迎えていた。その頃巷では女性たちに、すぐに泣く、異常な性欲、不感症、うつ病など様々な症状を引き起こすヒステリーが広まっていた。婦人科医の権威であるダリンプル医師(ジョナサン・プライス)は、女性特有のヒステリーに対処する“マッサージ療法”を考案する。この“マッサージ療法”は大変効果的で、ダリンプルの診療所に多くの女性患者が詰めかけるようになる。さらに、ハンサムで真面目なグランヴィル医師(ヒュー・ダンシー)が診療所に入ったことから、人気に拍車がかかる。その一方で、ダリンプル医師の娘シャーロット(マギー・ギレンホール)は“マッサージ療法”に対して嫌悪感を抱いており、非難する。ある日、“マッサージ療法”をしすぎたためにグランヴィルの利き手が動かなくなり、彼は診療所を解雇されてしまう……。
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コウキマン
4.0
2023.5.6.037 ネタバレあり 1890年代イギリス。当時は女性の情緒の不安定さは“ヒストリア”という病気だとされていた(なんでも重症だと精神病院に入れられ子宮を摘出されるというのだから恐ろしい)。 医者のグランヴィルは確かな医療知識と熱意をもって人々の役に立ちたい思い仕事に励んでいた。しかし当時の病院の医者たちは科学的根拠が乏しい古い医療知識に凝り固まり、グランヴィルは異端扱いされなかなか長期で働けずにいた。そんななか見つけた働き口が婦人科。おもにヒステリーを治療する病院だが、なんとその治療法とは、自らの手指で女性の陰部を刺激するというものだった。 グランヴィルは院長の娘に惚れており、院長もグランヴィルを気に入って病院を継がせたいとのことなので、懸命に仕事に励んだ。 しかし毎日手指を酷使するため、ついに腱鞘炎になってしまう。治療に失敗し常連マダムを怒らせたグランヴィルは即刻解雇となる。 その後、電気の研究をしている友人宅でモーターで動く羽根車をみて閃く。このモーターを使えば、自分の手を酷使せず治療ができるのでは?そして生まれたのがバイブレーター!ってな話。 ほんとかな?と思ってチャットGPTでいろいろ質問してみたところ、起源がここにあるかは疑問が残るが、実際に手指を使ったり器具を使ったりしてヒステリー治療していたことは事実だそうな。女性が快楽を求めて一般的に使用され始めたのもこの頃だそうで。 映画としてはエロさ控えめなコメディでなかなかおもしろかったし、意外な事実を知れて勉強になったなという印象。 「戦争もエロで科学技術は普及し進歩する」なんて言葉があるが、なるほどと思った。
wishgiver
3.5
マギー・ギレンホール目当てに鑑賞したら、まさかの女性用バイブレーターの開発物語でした。 1880年、近代医学革命前夜のイギリス。 細菌説は嘲笑され、骨相学が信じられていた。 女性の半数はヒステリーに罹患し、その治療は医師が手で女性器をマッサージすることだった。 青年医師モーティマーはヒステリーの"治療"で手が痙攣し、患者を満足させることができなくなった。 そこで友人が試作していたモーターを患部に使用することを思いつく。 このバイブレーター開発物語に、モーティマーと先進的な姉シャーロット、保守的な妹エミリーの恋愛を織り交ぜたロマンティック・コメディですが、シャーロット役マギー・ギレンホール、エミリー役フェリシティ・ジョーンズがハマり役。 実話を元にした作品らしく、1952年にヒステリーは医学用語から削除されたそうです。 女性の権利を声高に主張するシャーロットをいつもの快活で魅力的なマギーが好演。 ホントに素敵な女性だなっていつも思います。
いやよセブン
3.5
19世紀のロンドン、女性のイライラはヒステリーという病名でひとくくりにされていた。 男女同権になる前の話で、女性の不満は鬱屈した形で現れていた。 なんと女性を指でいかせるなんて行為が、医療行為としてまかり通っていた。 腱鞘炎になってしまう医者が、バイブレーターを発明、最初は蒸気機関で動いていたのには驚く。 なんでもイギリスが発祥の地、敬意を表さねば。
かな
4.0
GYAOで配信されていたから観た。ヒューダンシーとフェリシティジョーンズが出演しているのに惹かれて。1890年代が舞台ということもあり、衣装と音楽がたまらなく良かった。優雅。 ヒューダンシーの美しくて愛らしさのある表情にうっとり。マギーギレンホールの気の強い女性の役がかなりはまっていた。女性陣の熱気におじけづくヒューダンシー演じる医師。あらすじを読んだら、ちょっとびっくりしてしまう内容だけど、キャストの演技が上品。ヒステリーの患者さんたちの迫真の演技が印象的だった。 ヒューダンシーとフェリシティジョーンズの食卓、優雅で眼福だった。お料理が豪華。イギリスの英語の上品なアクセントはもちろん、撮影セットも優雅。 イギリスの俳優さんや女優さんに興味のある私にはたまらないキャスティングでした。 マギーギレンホールの迫真の演技がこの映画の一番のポイントだったと思います。良いキャスティング。
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