レビュー
やわらかい光に導かれて、僕らは過去の夢を見る。   再生された君は、僕の記憶の中だけの君だった。 そして再生された僕は、僕の記憶の中の僕だった。   この世界が終わっていようと、僕が僕でなくなっていようと、君の側にいたいという記憶はその記憶のまま何処へもゆかない。 それを抱きしめて、僕はようやく僕でいられる。   永遠でないものを永遠にしてしまいたい、儚い人間の見る、淡い夢。  
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