
my life

かくしごと
平均 3.3
「かくしごと」を初鑑賞してみた。一体、何を隠しているのかな。さっぱり分かんないや。まぁ、いっか。いつものように、あるがままに理解を求めていければ… 関根光才監督の作品。監督作品では「生きてるだけで、愛。」しか観ていない。とにかく、引き出しが少ないので、この1本から何かしら感じ取ればよいかと。 ヒロインは杏。こんなこと言うと気を悪くするかも知れないけど、いつも似たような役柄が多く割りと同じような演技に思えてしまう。しっかり者で少し気の強い役柄が多いイメージ。 だけど、出演作の多くを観た訳ではなくて、あくまで私の勝手なイメージの話なので。もしかしたら冴えなくて気の弱い役柄も演じていたのかも知れない。 逆に奥田瑛二は、今までに見たコトのない演技を披露。渋いイケオジのイメージを完全に壊された。パッと見では誰だか分からへんくらいに染まっている。ふぅん、こんな風な演技も出来るんやね。これは、お見事。 友人役には佐津川愛美。いやでも、飲酒運転はアカンよね。飲んだ量とか田舎やから許されるとか、そんなんは無いから。余談やけど、先日観た「胸騒ぎ」でも思いっきり、飲酒運転してたのを思い出す。 「胸騒ぎ」はオランダの田舎町やけど、ベロベロに酔った状況での飲酒運転。こちらは、敢えて不快感を演出する為のものやけど。話が大きく反れてしまったが、とにかく飲んだら運転代行を呼ぼうね。 だけど、その飲酒運転のくだりからヒトリの少年と出会う。体には虐待されたと思われる傷痕。目覚めると記憶を失くしていた。 ふ~ん、どうやら、この男の子との物語が中心になるのかな。でも、認知症の父親との話も多い。確執やら過去のエピソードも含め。 で、どっちがメインテーマ。 と、少し困惑させられるものがあるが、二つの物語を同時に絡ませてくる手法なのか。どっちか1本で、もっと濃密に描いてみたらどうなるのかな。なんて、原作があるとは思うけど全く知らへんので、まるで適当なコトを言ってみる。 『あの人の面倒なんか見れない』 『他人の面倒は見れるのに…』 だけど、この台詞が物語っているように、ある程度の対比を見せたかったのかも。嫌いな父親。守りたい他人みたいな。 ところで、父親とのエピソードが深まれば深まるほど感情が高まり揺れてゆく。杏の演技は、いつも同じなんて言ってしまったが、これらのシーンを観ていると単純にそうではない。感情の起伏の表情は見事だと感じてしまったのだ。 でもって、かくしごととは… う~ん、そう言うコトね。幾つかの意味があったのか。最後のアレは普通に騙されてしまった単純な私。だけど、それでいいのかな。なんか、複雑な心境に染まってしまう今日この頃。