
ゾウリムシ

スーパーティーチャー 熱血格闘
平均 3.2
◾️◾️◾️ ドニー・イェン演じる元特殊部隊員が高校教師になって問題児だらけのクラスを受け持つことに。 ……こんなの、ドニー兄貴のファンなら、絶対観なきゃ!ってなる映画じゃないですかヤダー!! ◾️◾️◾️ ストーリー内容的にも、演じた役柄的にも、ドニー兄貴にとって挑戦的で、すごく意欲作であることが伝わってきて、なんだかしみじみとしてしまいました。 実際、クサさも説教っぽさも嫌みっぽさもなく、かなり「本当にこんな先生いてくれたらいいのになー」と思える教師を好演されていて、これまで演じてきたキャラクターたちと比べても新境地なのではと思います。 それだけに、時間の都合もあるのは百も承知ですが、次々に「問題解決」→「生徒とのキズナ構築」していく流れが巻き気味でひとつひとつのエピソードが薄味に感じられてしまうのは、仕方ないとはいえ惜しかったです。 そのせいか、生徒視点から見てみるとどうしても「そんなに積年のわだかまりをサクッと割り切れないよなぁ」と思ってしまうのと、大人視点からの都合の良さ、許されたい願望、のようなものも感じてしまって、あまり気持ちよく観れなかったのかもしれません。 まさかこんなに真剣に受験競争や教育問題に問題提起しようとしている作品だとは思わず、そういった面が、この映画のコメディパートやスーパーティーチャーのスーパーアクションと若干ミスマッチだった気がします。 ただ、アクション映画として観ると結構好きでして、(ラスボスが少し肩透かしに感じたかもですが) ドニー兄貴が演じてるのに、中盤の、「身の回りの道具や環境利用闘法をフル活用して、MMAチャンピオン(薬盛られて本調子じゃなかった?)と互角くらい」という強さのリアリティラインが、なんだか自分好み。「元特殊部隊だった教師」を超人として描きすぎない塩梅が良いと思いました。 これからもいろんなドニー兄貴が観られたらいいなぁと、楽しみにさせてくれる作品でした。 ◾️◾️◾️