レビュー
第二次世界大戦末期、ナチスが画策した史上最大の紙幣贋造事件「ベルンハルト作戦」に関わったユダヤ人印刷工アドルフ・ブルガーの証言に基づいて制作された作品。 ♢♢♢ 贋札作りの天才サリーは戦前、自身を逮捕したヘルツォーク少佐に腕を見込まれ、収容所で贋ポンド紙幣作成を指示される。 仲間を救うためにその手腕を発揮したサリーだったが、次の贋ドル作成では反ナチのブルガーが協力せず、仲間の命が徐々に危険に晒される。。。 ♢♢♢ 「印刷の仕事は真実を刷ること」と、頑なに協力を拒むブルガーと、「今日のガス室より明日の銃殺」と、懸命に仲間と生き延びようとするサリーの対立を軸に、真の正義とは何かを考えさせる傑作。 仲間のために男気を見せるサリー役カール・マルコヴィックスがとにかくカッコいい。 雰囲気ジェイソン・ステイサムそっくりで、声なんて瓜二つ。 反旗を翻すブルガーさえも救おうとするサリーの生き方に惚れました。
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