レビュー
酒依存症の主人公が、記憶の空白を辿りながら、自らへの疑念に葛藤しつつ真実を探るサスペンスドラマ。ドキドキしながら、最後まで飽きずに見れる。 私が殺害したのか、それとも他の誰かが…記憶が少しずつ蘇りながら、関係する登場人物の過去が次第に明かされる展開が、サスペンスとしてとても効果的。 結論の意外性がもう少しあるといいと思った。真実が明らかにされる過程が非常に巧みに描かれている割に、結論の人間関係がとても簡潔な構図になってしまっている。 最後、レイチェルに刺されたトムにアナがトドメを刺すシーンがある。この映画における女性の思いを象徴する、エンドにふさわしいシーンだと思った。
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