レビュー
ふぅ、苦しかった。好んで多くの恋愛映画を見てきてはいないと思うが、自分の中で最高クラスの恋愛映画だった。ただ苦しかった。よく少女漫画原作とかで思いが伝わらなかったりすれ違ったりはよく見るが、それとは全く違う! 恋人ではないが自分にも大切な人を亡くした経験はある。それも相まって思うところはあったし、過去に見てきた中でクライマックスの別れでグッとくることはあったが、あんなに序盤中盤から胸を締め付けられるような恋愛映画に出会えたのはとても嬉しい。 俳優陣で語らなければならないのは、やはり池脇千鶴かな。今までもいろんな池脇千鶴を見てきたが、あんなにもきらきら笑っているのにあんなにも狂おしいくらいに儚い笑顔は映画の魅力も彼女の魅力も一層引き立てた。 レイトショーで見て、なんか帰りたくなくて、空を見たくて、寄り道までさせた。そこまでさせるぐらい個人的には素晴らしい作品だった。 2018年10月12日鑑賞 また観たくなってDVDで鑑賞。 静かで、ゆっくりで、そしてすごく寂しい作品。しかしその中にも温もりであったり、悲壮感であったり、歯がゆさであったり様々なものが突き刺さる。 やはり個人的には素晴らしい作品であり、苦しいけど大好きな作品である。 2019/07/06 鑑賞
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