ナルニア2作目。 【物語】 4人の人間の王と女王が元の世界に戻った後、テルマール人がナルニア国を支配していた。その王が死に、王の弟・ミラースに王位が移った。さらにミラースは自分に世継ぎができると 元王の息子・カスピアン王子を邪魔に感じ、暗殺を計画する。カスピアン王子がスーザンの笛を吹いたとき、伝説の4人がナルニア国に帰ってくる。 原作は本かな？そちらを見てないと置いてきぼりにされる。 プロットはまるでライオン・キング。ライオンだけに。 結局アスランは偉大で無敵だし、伝説の4人の王と女王は一人前じゃない。そんな終わり方なのに 上2人は引退して、釈然としない。“アスランしか勝たん”けど、そもそも1,300年の間冬眠してたの？？「1度起きたことに2度目はない」っていってたけど、仲間と生活基盤の保護くらいはしてくれないのか…。スパルタ。 そしてお気持ち程度の白の魔女。 2時間半近くあるのはこの作品には長い。1.5倍速くらいで見てもいいかも。 【ストーリーバランス】 恋愛をひとつまみ入れてたのは、中途半端に感じた。かと言って、城を攻めたり1v1の決闘をしたりその後も戦ったりと アクションが多かったけど、全部勢い。展開に大きな波がある訳でもなく、なんとなくぬるっと過ぎていった。ラストで文字通り波が来たけど、誰？！ライオンの咆哮で木々が起きたけど それもびっくりするほど雑な終結にしかならなかった。音響担当さんは剣を抜いたり戻したりするSE好きすぎて飽きた。確かにかっこいいけどお腹いっぱい。 前回に引き続く白の魔女にエドが勝ったところと、アスランを信じ続けたルーの一人勝ち。 前回が素敵なファンタジーアドベンチャーだっただけに、全体的に中途半端で残念だったな。 ディズニーはネズミが好きだね、ミッキーだけに！ D+ 2021.12.29