
たん
5 years ago
4.0

或る夜の出来事(1934)
映画 ・ 1934
平均 3.8
もはや古典とも言うべき製作年代の映画だが今見ても十分楽しめる。 ・上記理由は何と言ってもキャスト陣の魅力。主役のクラークゲーブルが喋って喋って喋りまくる。時にコミカルに時に情熱的に。’27年にトーキー映画に移り変わってまだ5年とかなのに凄いです。脇を固める俳優の演技も良かった。 ・ロード、ラブロマンス、コメディ、色んな要素が詰まっていて後々の映画のお手本の様なプロット。終盤のすれ違いや大団円も満足のいく終わり方だった。ラストが洒落てるね。 ・当時とは常識も色々違ってはいるので何とも言えないが、恋愛のベクトルへ向く際はもう少し男性側が寄り添ってもいいのかもね。まぁでも戦前の映画だしそんな文句もお門違いだね。