レビュー
レビュー
star4.0
Netflix製作、フェルナンド・メイレレスが監督を務めて製作された2019年の英米伊亜の合作映画 ・ 第265代ローマ教皇ベネディクト16世と第266代ローマ教皇フランシスコ。教皇が生存中に退位するという時の2人の対話を描いた作品 ・ 現ローマ教皇フランシスコはすごく好きな人物だ。カトリックでも何でもないが、庶民派教皇と呼ばれるフランシスコの人柄が好きだ。見ていて幸せな気分にさせてくれる。そんな彼が教皇になるまでを描いている。最初から聖人だったわけではなく、独裁政権下のアルゼンチンで様々な苦悩を経験している。保守派のベネディクト16世と改革派のベルゴリオ(現フランシスコ)。異なる道を歩んだ2人の語りで物語を進めるという、動きが少ないだけに難しくなりそうな内容 ・ 「シティ・オブ・ゴッド」や「ナイロビの蜂」のフェルナンド・メイレレス監督。Netflixは名監督にご自由に映画をお作りくださいって感じで作品を作らせているけど、これが名作を誕生させまくっている。スピルバーグが映画は劇場で観るものだとNetflixを嫌う気持ちもすごく分かるけど、最近のオスカーはNetflix関連作品だらけだし、時代の変化を感じる。スポンサーの意見とかを気にしないで有名監督が映画を作ったらどうなるか。その答えが近年の結果な気がする ・ ベネディクト16世役はアンソニー・ホプキンス。かつてレクター博士として世界に狂気を運んだ俳優は、歳を経て聖人になりました。ベルゴリオ枢機卿役はジョナサン・プライス。大作映画では名バイプレイヤーとして知られる俳優だが、舞台で鍛えた演技力は主演でも何の問題もなく輝いている。この渋い2人のおじいちゃんが語り合うのを眺めるだけです。それだけで面白いのです。宗教とか関係なく楽しめた。史実との違いも結構あるみたいなので鵜呑みにしないように
50