レビュー
マルタ

マルタ

5 months ago

4.0


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評決のとき

映画 ・ 1996

平均 3.5

 いつも映画を見る時は客観的というより、没入型なので、この映画はカール(サミュエル・ジャクソン)のように親目線でみてしまって辛かった。  私も娘がトーニャのようにレイプされたら、そして、犯人がなんの反省もなく釈放されたら迷わず撃つと思う。でも、それは刑務所に入って罪も背負う覚悟のもと。  心神喪失の無罪は正直違うと思う。取り乱す事が心神喪失なら大体の犯罪が無罪になってしまう。  弁護士のジェイクがKKKに危険なめにあわされながらも、黒人がどうのとか白人がどうとかではなく同じ親としての思いだけで弁護を続けた。格好いいという言葉だけでは収まらない。  しかも、美人で有能なサンドラ・ブロックとも不倫関係にはならず凄いとしか言えない。  KKKの中にも白人の過激過ぎる行動に疑問を持ったミッキーのタトゥーの人がいてくれたお陰なのも見逃せない。  豪華な数々のキャストの中でも私の好きなクリスクーパーが保安官役で出ていて得した気分だった。    最終弁論が陪審員の人としての倫理観や、道徳心に訴える破壊力があって痺れた。