レビュー
my life

my life

2 years ago

4.5


content

シティ・オブ・ゴッド

映画 ・ 2002

平均 3.7

U-NEXTでの見放題配信が今月末までとなっていたので「シティ・オブ・ゴッド」を再鑑賞してみた。フェルナンド・メイレレス監督のブラジル映画。 これも、かなりの久し振り。そうか、2003年の映画なのね。ちゅうコトは、前に観てから、おそらく20年近い年月が経過しているはず。だが、思いのほか覚えていたのを自分でも驚いてしまう序盤の展開。 舞台はブラジルのリオデジャネイロ。 『神の街』と呼ばれる貧民街が中心の物語。1960年代を描いているのが特徴かな。そして、それぞれ成長して70年代の話へと遂げていく…ってな感じ。 ドラッグや殺しを、さも簡単に行われている環境。そりゃ、こんなトコロで育ったならば悪の道に染まる確率も高まるワケだ。そういや、子供が拳銃で殺すシーンの衝撃は本作が初めてやったかな。そんな、タブーのような記憶の扉を無理やり、こじ開けられてしまう。 そもそも、未成年や子供が簡単に拳銃を手にするコトが出来る環境が、まずありえへんねんけど。普通に銃を持ってブラブラ歩いているし。強盗も当たり前の世界で治安は相当に悪い。本来ならば警察か何とかすべき危機的な状況なのだ。 ブスカペとリトル・ゼの関係。 リトル・ゼの眼中になく、一向に名前を覚えてもらえないブスカペ。本作の主人公である。リトル・ゼが中心の目線が多いので影が薄いが、ギャングではない彼の目線が後々で効いてくる感じかな。 『写真が俺の人生を変える』 オープニングの映像が後半に繋がる演出はかなり好き。彼の夢であるカメラマンの目線が、この辺りでは特に意味をもたらしているかのようなのだ。 かなりの度合いで、引き込まれてしまう結果に。しかも、実話ベースなんでしょ。こんな環境に生まれてしまうと長生きは出来ないよね。生き急いでいるとしか思えないけど。因果応報ではあるのだが、その答えは神のみぞ知るかな。