レビュー
ヴェルディブ事件を基に作られた映画 前半はサラ視点・後半はジュリア視点で描かれている。 サラは、非常に利発的な少女だった。 一斉逮捕の際も弟を守ろうとしたが 裏目に出てしまいそれがサラにとって、 大きな心の傷になってしまった。 . サラの家族とジュリアの家族との対比 サラの家族もバラバラになってしまい ジュリアの家族も真実を追うにつれて、 溝ができてしまう。 特に、事件に対しての意識がサラ・ジュリアとそれ以外の人たちで対比している 見たくないものを見ないようにする周囲に対してどんなに辛い現実があろうとも立ち向かうサラとジュリア‥。 . 特に、ジュリアが事件について批判する同僚に対して、「あなたが戦時中に生まれていたらユダヤ人を助けるか」と尋ねているシーンあった。 現在においても、第二次世界大戦時と集団心理は変わらないことを風刺しているようであった。 サラは、自分の運命に立ち向かったが 戦後も迫害のことで苦しみ自ら命をたった。 何かを知ることは大きな代償が伴う 知らない方が苦しまなくてすむようなこともあるだろう。 しかし、ジュリアの周りに反対されても 自分の信念を貫く力強さが印象的であった。 . どんな環境でも自分を見失わない強さがほしいと思った。それは、現状をより厳しくするものかもしれないが、自分を見失い他人に同調するような無責任な行動はしたくないと考えた。
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