レビュー
wishgiver

wishgiver

6 years ago

4.5


content

存在のない子供たち

映画 ・ 2018

平均 4.0

2020年05月26日に見ました。

これは大傑作☆ 刑務所から生放送のTVに電話した12歳の少年ゼインの願いは「自分の両親を訴えたい」。 法廷シーンから回想シーンで経過を辿る演出は『スラムドック$ミリオネア』を思わせるけど、こちらはレバノンのベイルートのスラム。 ハッピーなシーンは全くなく、ただ生きるために毎日を必死でもがくゼイン。 決して弱音を吐かず、成り行きで面倒をみることになった幼児を連れて、ひたすら夢を見ようとする様と、捨て身でぶつかる男っぷりに心を打たれました。 構成もカットワークも素晴らしいし、何よりゼインを演じた本物のシリア難民ゼインくんの演技と個性が素晴らしすぎます。 観る人を選ぶ作品かもしれないけど、ぜひゼインくんに会ってほしい!です。