レビュー
my life

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4 years ago

4.0


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0.5ミリ

映画 ・ 2013

平均 3.4

タイトルに惹かれ何となくの初鑑賞をしてみた。何に対しての…0.5mmなのかがまず気に掛かるトコロ。監督は安藤桃子。そういや、安藤サクラの姉なのね。 まず、驚いたのは、まさか尺が196分もあるとは思ってもいなかったので長丁場になると覚悟を決めた。しかし、観ていて面白くなかったら途中で止めようかとも思ったのだが…思いのほか面白く自然と引き込まれるタイプの邦画であったのが救いである。 相も変わらず予備知識も一切ナッシングなので、どういうお話なのかも皆目検討もつかなかったのだが、ふむふむ…面白い話の流れではある。 一つの物語が大きくある訳ではなく幾つかの話がエピソードのように重なっていくのが特徴でもあるようだ。 加えて、他の作品には無い本作の最大の着眼点は…お年寄りのおじいちゃんに着目しているトコロかな。 ヘルパーという経験を活かした武器におじいちゃんハンターへと成長した安藤サクラ。特に、その類いの悩みを抱えたお年寄りを見付ける嗅覚には長けていて、その交流が何とも言えず楽しめる感じ。 序盤のおじいちゃんが今思えばかなりの壮絶シーンではあった。あそこで観るのを止めていたら、ちょっと悔やまれる内容で在ったとも感じる。 大阪では馴染みの深い坂田利夫のパートが良かったかな。あと、尺が長めの津川雅彦も良いね。どちらかと言えばメインのストーリーなのかな。いや、その後もかな。 全部で何個のエピソードがあるんやろ。最初のヘルパー、カラオケ、坂田利夫、津川雅彦、柄本明いや、その子供のパートかな…うん全部で5個。それぞれの場所に移動するので、まるでロードムービーのような雰囲気も味わえる。 ところで、タイトルの意味が良く分からなかったので少し調べてみると『静電気が起こるくらい近い、人と人との距離感が0.5ミリ』…らしい。 う~ん、何だか深い意味合いやんね。いまいちピンとは来ていないが…実は人と人とのココロの距離を縮めるのは例え0.5mm程度でもかなり至難の業かと思う。 意味合いが違うかも知れないが、そんなコトを意識しながら今後も人付き合いをしていきたいのかもね…なんて。