レビュー
てっぺい

てっぺい

9 years ago

4.0


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追憶

映画 ・ 2017

平均 3.0

サスペンス的にストーリーが進みつつ、実は“親と子の在り方”に様々な形でアプローチした重厚なヒューマンドラマ。 柄本佑演じる悟に起こる事件から展開するサスペンス。でもそこから始まるヒューマンドラマが重厚で素晴らしい。大人になった岡田准一演じる篤・小栗旬演じる啓太・悟の3人は、家庭での親と子の在り方が三者三様。子を失った家庭、家族に裏切られる家庭、新しい命を育む家庭。色んな親と子の在り方がある中、安藤サクラ演じる涼子と、3人の関係も一つの親と子の関係だった。そんな風にラストシーンで表現しているように感じた。 篤の目線で進行するけど、役の重要性や重みは啓太の方がはるかにある。啓太の、涼子への思いの描写や、ラストで明かされていく行動にとても感動!もっとその部分を厚くしても良かったと思う。 エンドロールに、撮影・岡田准一とあった。調べると、撮影者の気持ちが分かる俳優になってほしくての監督の指示なんだそう。色んな意味で、重みのある映画だと思います。