レビュー
Masatoshi

Masatoshi

2 years ago

4.0


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地獄の門

映画 ・ 1980

平均 3.1

家の近所のTSUTAYAが撤退するなど、最近は配信サービスの普及でDVDなどのレンタル業も衰退の一途を辿っています。 日本では1980年に最初のビデオレンタル店が営業を開始し、1984年からは蔦屋書店が全国展開を始めたそうです。 当時は雨後の筍のように、こじんまりとしたビデオレンタル店が乱立し、最初は全品のレンタル料がそれこそ千円近くても繁盛していました。 そのビデオレンタルの後押しとなったのが、80年代からブームとなったホラー映画でしたね。これまで映画館では見なかったような作品が所狭しと並べられていました。 その中の何本かが『吐きだめの悪魔』や『スキャナーズ』などと並んで、ルチオ・フルチの傑作ホラー三部作と呼ばれる『サンゲリア』『ビヨンド』そして、この『地獄の門』でした。 レンタルして、もう何度観たかもしれません。色々な感想や意見もあると思いますし、今のホラーと比較するとテンポが悪いかもしれません。 ただ、物語よりも表現に重きを置いた当時のフルチ映画の混沌さと、イタリア映画特有の残酷描写など感じられるかもしれません。 何より主演が1976年の『グリズリー』や1980年の『エクスタミネーター』に出演したB級映画の名優クリストファー・ジョージなのですから驚きです。 正義感に溢れ人懐っこい赤ら顔でハンサム。これぞ昔のアメリカ人と言うタイプの俳優でした。