レビュー
二転、三転する展開に面食らうが、結局はこの精神科医というか、カウンセラーが、複数の「相手」をいかにトランス状態にしているか・・・が、全てなのだ。 従って、主人公は「彼女」である。 この点に、いささか掟破り的だよなとか、ちょっとズルイよな・・的な感覚を覚えてしまう。 サイコ・サスペンスというより、ある切っ掛けを起点とした「だまし絵」を、どれだけ分析的に俯瞰できるか・・が勝負の映画なのだ。その切っ掛けというのが、カウンセラーとして「彼女」が選択されたこと・・なのだが、ちょっとなあ・・という感じだ。 まあ、トリッキーな映画なので、その種が好きな人には大喜びの映画だと思う。
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