レビュー
カルロ・ダイソン

カルロ・ダイソン

5 years ago

4.5


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ワンダーウーマン(2017)

映画 ・ 2017

平均 3.4

2020年12月11日に見ました。

この映画のためにDCユニバースを我慢して観る価値は充分にある。 女性監督と女性が主役の映画で歴代最高の興行収入を記録した作品。 とにかく、めちゃくちゃ美しくて、その上、アクションもこなせるガル・ガドットの魅力が存分に詰まっている。 外の世界に飛び出したばかりのお嬢様な活動的な面や、知的でもあるミステリアスな面、熱い使命感に燃える面など、個性溢れるワンダーウーマンのキャラクターを見事に演じている。 クリス・パインとのカップリングは美しすぎて溜め息が出た。 こんなすごい女優が本作に出るまで引退寸前だったと言うから驚き。これからの活躍が非常に楽しみだ。 ストーリーもまとまりがなかった前DC作品から打って変わってしっかり筋が通っており、脇役のキャラも魅力的な面々が揃っている。 第一次大戦中の雰囲気もよく演出されていたし、世界観を壊さないように上手くバランスが取られている。何気にアメコミと戦争映画の親和性って高いんだよね。 また、これまでのDC作品では、暗いだ鬱だの散々に言われたザック・スナイダーだが、監督が変わった本作でも、特徴的な色使いやデザインなどでスナイダーイズムはしっかり散りばめられている。演出面はすごい監督なんだよ本当に。 DCユニバースは大コケしたが、やっぱりキャラクターのパワーはマーベルよりDCの方が俄然上だ。 ちゃんとした制作体制と脚本さえあればヒットは間違いなし。そんなDCブランドの底力を感じた。