レビュー
韓国の怪獣パニック映画です。 劇薬のホルムアルデヒドを流してしまった為に河が汚染され、そこに住んでいた生物が怪物になって人を襲います。 脚本は突っ込みどころ満載で怪物も造形がもうちょっとどうにかならなかったの?というレベルですが、大作を作ろうとする意気込みが感じられました。 怪物の動きは2006年にしてはがんばっている方で、アクション場面は引き込まれていくほどの魅力があります。 笑えるのは倫理的にも衛生的にだらしない部分が多い韓国人が欧米人が劇薬を流すのを止める反面、祖父が「はずみで出来た子をはずみで失う訳だ」と合同通夜の場で非人道的な事を言ったり、河にいる怪物に向かって遊び半分でみんなで食べ物やゴミを投げつけたり、感染者らしい人物が信号待ちのみんなの前で痰を吐いてそれを通りがかった車に雨水と一緒に浴びせられたりと日本人とは全く違うメンタルの描写が強烈です(>_<) ソン・ガンホの演技は普通でしたが、ヒョンソ役のコ・アソンなんかはなかなか良い演技でしたね。 それにしてもぺ・ドゥナは色々な作品に出てるなぁ〜(^_^;) どうしても韓国映画は他国の作品の良い部分を使ったり甘い描写がありますが、映画で韓国を世界にアピールする意気込みといい力強さを感じました。 一方日本は若手アイドル主演のドタバタコメディか病気もののお涙頂戴系が多く、国内の狭いシェアだけみています。 日本もがんばって世界に認められる作品をどんどん出していって欲しいものです。
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