
星ゆたか

カセットテープ・ダイアリーズ
平均 3.6
2024.12.18 題名「BLINDED BY THE LIGHT」はブルース·スプリングステイーン(49.9.23生)のデビュー曲。 彼の熱心なファンでパキスタン人英国ジャーナリスト。 サンフラズ·マンズールの自伝的回想綠。 監督はグリンダ·チャーダ(60年ナイロビ出身の女性) 1987年の英国のロンドンから車で1時間ほどの田舎町ルートンの高校生ジャドをヴィウェイク·カルラ。 彼にブルース·スプリングステイーンの音楽の良さを教える友達をアーロン·ファクロ。 恋人をネル·ウィリアムス。 3人とも撮影時20歳。 主人公の幼馴染みの青年役も一つ年上のディーン·チャールズ·チャップマン。 それぞれ若々しい俳優の演じる青春映画になっている。 全体的な印象·感想を先に言ってしまうと。 あの時代の英国白人青年らの平常時の異様な人種差別(主人公に突発的嫌がらせ)と。 イスラム教のパキスタン人の父親の保守的価値観からくる絶対的服従の窮屈さ。 そして主人公の卑屈な消極性、いつもあまり目立たないように自信無さげに下向きにいる容貌。 自分の殻に閉じ込もっている(Sonyのウォークマンをいつも耳にあて)様子に、共感出来ないし。 更にそんな鬱屈した心情にブルース·スプリングステイーンの歌詞が何故あそこまで、刺さるのか、よく分からないので青春映画として素直に感銘出来なかった。 英国は半数以上が白人だが。 アジア系インド·パキスタン人が19%で。 その他アフリカ·カリブ系黒人8%など。 時代はマーガレット·サッチャー政権下。 ❲所得税軽減.消費税増に高所得者優遇で労組の反発❳ ❲ストライキ恒常−インフレ抑制ね金利引き上げ❳ ❲外国資本に市場奪われ国内企業衰退❳ 一般市民の不満が移民へイタズラに向かっている状況。 16年真面目に就業してきた父親の不当解雇。 しかし父親は妻の内職を増やしても。 体面を重んじて仕事探しも旨くいかなくても、無料奉仕日々。 また息子が昔から日記を書いていて、その文才を学校の女性教師が褒めていても。 パキスタン人で文筆業で成功した人はいないと息子の才能を認めない。 そんな中でのブルースの歌詞に。 「Born to Run」♪『俺たち根なし草は走り続けるしかない 夢を叶えるには現実を生きなければならない』とある。 ただ主人公が論文のコンクールで入賞し。 副賞として米国大学のセミナー参加があり。 ブルースの魅力を教えてくれた友人と出向き。 将来の計画(とりあえず大学に進む)を。 高校の成績優秀者スピーチで発表する事に。 父親との和解の言葉を添えた事もあり。 息子の晴れの姿をようやく父親も認め。 誇らしく抱き寄せた。 こういった感動ストーリーなのだが。 何故かあまり心揺れなかったのが本音である。