カセットテープ・ダイアリーズ
Blinded by the Light
2019 · コメディ/ドラマ/音楽 · イギリス, アメリカ, フランス
118分
(C)BIF Bruce Limited 2019



1987年、イギリスの田舎町ルートン。夏のアルバイトを終え、SONYのウォークマンで流行のペット・ショップ・ボーイズを聴きながら自転車を走らせる16歳のパキスタン系の少年ジャベド(ヴィヴェイク・カルラ)は、この9月からハイスクールに通う。同じ誕生日の幼馴染のマット(ディーン=チャールズ・チャップマン)は恋人ができ、充実した青春を楽しんでいる。一方のジャベドは、保守的な町の人からの移民への偏見や、パキスタン家庭の伝統やルールに、孤独や鬱屈を募らせていた。特に、古い慣習を振りかざす父親マリク(クルヴィンダー・ギール)には強い反発を感じていた。ジャベドは人種差別や経済問題、不安な政情に揺れる時代を彼なりに反映させた詩を書いているが、まだ本当の“自分の言葉”を見つけられないでいた。そんなある日、ブルース・スプリングスティーンの音楽との衝撃的な出会いによって、ジャベドの世界は一変する……。
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セイクク
3.5
1987年イギリスのルートンに住むパキスタン人の話です。 いい映画でしたが…ちょっと合わない部分があったかなぁ〜(*´Д`*) ドラマ部分がかなり良質な為、音楽が入ると正直邪魔な感じがしてしまいました…(*´◒`*) (美味しい料理に過剰なトッピングはいらないみたいな) よく映画レビューで「セリフで説明しすぎ!」というレビューを目にしますが、この映画に関しては心情を歌にする場面が多すぎて、字幕を読んでいると感じ取ったり余韻に浸ることを阻まれている感じがします …(^◇^;) ただパキスタンの保守的な躾と英国の一部に根深く突き刺さる差別の間に板挟みになりながらも、もがく主人公の葛藤を描いた脚本はかなり良いです〜 ☆☆☆☆ その証拠に歌に頼らなくなりドラマ勝負になった後半場面はグングン作品が良くなっていきます♪ 良い映画なのは間違いないので「シングストリート 未来へのうた」「ONCE ダブリンの街角で」を手がけたジョン・カーニー監督作品が好きな方なら合う可能性が高いと思います♪ (なぜか私はジョン・カーニー監督作品が苦手ですが…(^_^;)) ラストのカセットテープの場面はグッと来ますよ〜╰(*´︶`*)╯♡
wishgiver
4.0
主人公は地方の町ルートンで暮らすパキスタン系の高校生ジャベド。音楽と詩を書くのが好きな彼は、日々の生活の中で鬱屈と焦燥を抱えている。閉鎖的な町の中で受ける人種差別や、保守的な父親との確執など、彼の悩みは尽きない。だがそんなある日、モヤモヤをすべてぶっ飛ばしてくれる、ブルース・スプリングスティーンの音楽と衝撃的に出会う―。 原作はパキスタンに生まれ、現在は英国ガーディアン紙で定評のあるジャーナリストとして活躍し、自身もブルース・スプリングスティーンの大ファンであるサルフラズ・マンズールの自伝的な回顧録「Greetings from Bury Park: Race, Religion and Rock N’ Roll(原題)」。(公式HPより) 自分の心の声に確信が持てず、保守的な父親のいいなりになる自分との狭間に揺れる少年の心がすべて集約された主人公ジャベドのいつも冴えない表情がたまりません。 序盤は抑えめな演出で、なかなか爽快感がありませんが、ジラす系の演出で最後は泣けました。 原題はブルース・スプリングスティーンの楽曲"Blinded by the Light"(光で目もくらみ)。 昨日観た『遠い空の向こうに』と同じく、彼を鼓舞し続けた女教師クレイがまたステキでした。 (2020.7.12@TOHOシネマズ二条)
あっちゃん
4.0
イギリスへ移住したパキスタン人家族で育ち、ジャーナリストとなったサルフラズ・マンズールの回顧録を映画化した青春音楽ドラマ。 まずいいなと思ったのは、1973年に発売されたブルース・スプリングスティーンのデビューアルバムの中にあるBlinded by the lightが原題となっていること。邦題はなに? 人種差別と父親との確執に悩みながらも、ブルース・スプリングスティーンの音楽に出会ったことで、全てが前向きになれた主人公の若さが羨ましい。私も一人の父親として、最後のスピーチで泣けた。
ツァラトゥストラハカク語リキ
4.5
「夢を語るなら、実現できることに挑戦しろ」 * * 1987年のイギリス。人種差別と古典的な父親に爆発しそうなパキスタン人の青年は、ブルース・スプリングスティーンの歌に魅せられて変わり始める。 * * 閉鎖感と開放感が交互にやってきてそのたびに一喜一憂させてくれる。 * * 1/4くらいミュージカルなので映画館での鑑賞がオススメ。
星ゆたか
2.5
2024.12.18 題名「BLINDED BY THE LIGHT」はブルース·スプリングステイーン(49.9.23生)のデビュー曲。 彼の熱心なファンでパキスタン人英国ジャーナリスト。 サンフラズ·マンズールの自伝的回想綠。 監督はグリンダ·チャーダ(60年ナイロビ出身の女性) 1987年の英国のロンドンから車で1時間ほどの田舎町ルートンの高校生ジャドをヴィウェイク·カルラ。 彼にブルース·スプリングステイーンの音楽の良さを教える友達をアーロン·ファクロ。 恋人をネル·ウィリアムス。 3人とも撮影時20歳。 主人公の幼馴染みの青年役も一つ年上のディーン·チャールズ·チャップマン。 それぞれ若々しい俳優の演じる青春映画になっている。 全体的な印象·感想を先に言ってしまうと。 あの時代の英国白人青年らの平常時の異様な人種差別(主人公に突発的嫌がらせ)と。 イスラム教のパキスタン人の父親の保守的価値観からくる絶対的服従の窮屈さ。 そして主人公の卑屈な消極性、いつもあまり目立たないように自信無さげに下向きにいる容貌。 自分の殻に閉じ込もっている(Sonyのウォークマンをいつも耳にあて)様子に、共感出来ないし。 更にそんな鬱屈した心情にブルース·スプリングステイーンの歌詞が何故あそこまで、刺さるのか、よく分からないので青春映画として素直に感銘出来なかった。 英国は半数以上が白人だが。 アジア系インド·パキスタン人が19%で。 その他アフリカ·カリブ系黒人8%など。 時代はマーガレット·サッチャー政権下。 ❲所得税軽減.消費税増に高所得者優遇で労組の反発❳ ❲ストライキ恒常−インフレ抑制ね金利引き上げ❳ ❲外国資本に市場奪われ国内企業衰退❳ 一般市民の不満が移民へイタズラに向かっている状況。 16年真面目に就業してきた父親の不当解雇。 しかし父親は妻の内職を増やしても。 体面を重んじて仕事探しも旨くいかなくても、無料奉仕日々。 また息子が昔から日記を書いていて、その文才を学校の女性教師が褒めていても。 パキスタン人で文筆業で成功した人はいないと息子の才能を認めない。 そんな中でのブルースの歌詞に。 「Born to Run」♪『俺たち根なし草は走り続けるしかない 夢を叶えるには現実を生きなければならない』とある。 ただ主人公が論文のコンクールで入賞し。 副賞として米国大学のセミナー参加があり。 ブルースの魅力を教えてくれた友人と出向き。 将来の計画(とりあえず大学に進む)を。 高校の成績優秀者スピーチで発表する事に。 父親との和解の言葉を添えた事もあり。 息子の晴れの姿をようやく父親も認め。 誇らしく抱き寄せた。 こういった感動ストーリーなのだが。 何故かあまり心揺れなかったのが本音である。
パーク
3.5
人種差別、格差、父との確執などテーマは深くリアルに描かれているが、ブルース・スプリングスティーンの楽曲とともにテンポよく展開する。 才能とイチ個人をきちんと見てくれている数人の素晴らしい友人と恋人、先生、隣人に恵まれ、成功していくサクセスストーリー。 両親は悪くはないのだが文化の違いと時代だろう、、、 最後のスピーチは泣きました笑 原作はパキスタン出身の英国のジャーナリスト、ブルース・スプリングスティーンの大ファンであるサルフラズ・マンズールの回顧録です。
Taul
3.5
『カセットテープ・ダイアリーズ』鑑賞。この映画がいいのは80年代の若者の成長だけでなく社会や人種、世代の断絶を描き現代にもリアルな作品にしたこと。何より偉大なブルース・スプリングスティーンの楽曲がそれを訴えかける。いいものはどんな人達、どんな時代にも胸を熱くし一歩を踏み出させる。 実際はスプリングスティーンはテクノやMTV時代も人気だったように思う。大学で先輩達(大抵バイク乗りで革ジャン)から聴かされて僕もファンに。本作で改めて気付くのはマッチョ面よりアメリカの名もなき人の語り部のような歌詞の素晴らしさ。日本でも浜田省吾や佐野元春で映画作られないかな(ある?
toa
3.5
ネタバレがあります!!
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