レビュー
riri

riri

2 years ago

5.0


私は世界一幸運よ

映画 ・ 2022

平均 3.3

これまで仕返しとか復讐とかって「しても虚しいだけ」と吹聴されるのがオチ。だった。 それでもジッと耐えることが美徳とは私には思えずもやもやをずっと持っていた。 この映画にはそのもやもやする水面に見事に一石を投じてくれた言葉があった。 “人は自分の尊厳を粉々にされたら声を挙げなければいけないんだ。例えそれが小さな破損であっても。” アーサーが強く強く言っていたこの言葉が、わたしの淀みを明晰にした。 主人公のような性的な困り事はこの半生ではなかったけれど、これからの人生で起こる事件の度毎に掲げていきたいとすら思った。 自身の風評を覆す努力を惜しんではいけない。