レビュー
cocoa

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3 years ago

2.5


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ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE with SOMEBODY

映画 ・ 2022

平均 3.5

80年代、もっとも成功したと言われる歌姫、ホイットニー・ヒューストンの生涯を描いた作品。 予告の時から感じていたが、やっぱり演じるナオミ・アッキーが残念だったかな。 (これは個人的な好みもあるけど、ホイットニー本人のスタイルの良さ、黒人女性としても気品を感じられるルックス…などが足りないと思った。) 最近は有名な歌手、ミュージシャンなどの伝記映画が多いが評価はそれぞれ。 ホイットニーの人生が波乱万丈なのは知っている人も多い。 歌手としての成功の影に、家族による搾取、夫ボビー・ブラウンとの関係。 さらに観衆からの失望やパフォーマンスの劣化を言われたり、一人の女性として浮き沈みの激しい人生だった。 そんな人生を描くのにただの出来事の羅列のような構成しかないのも残念だった。 伝記映画にするならもう少し引き込まれるシーンが欲しかったな。 全編、歌うホイットニーはご本人の音源とか。 あの有名なスーパーボウルの国家斉唱、ホイットニーは白いスポーツウェア上下で熱唱した姿は覚えている。 映画『ボディガード』が良かったのでどうしてもそのイメージで観てしまうと残念。 ここまで有名になると麻薬に手を出すのはみんな同じ。 ボビー・ブラウンとの喧嘩も「ブッ殺してやる!」の応酬で、ホイットニー本人も気性が荒れるしかなかったのかも。 夫も父親もクズで、お金のために70日間のツアーをやらせようとするなんて。 唯一 ホイットニーを案じていたディレクターのクライヴ(スタンリー・トゥッチ)の存在が良かった。 麻薬からの更正治療や、無理なスケジュールに反対したり。 それでも最後はホイットニー本人の意志決定になるので、悲しい最期になったのだが。 (ホイットニーも愛娘も浴槽で見つかったなんて…。) ラストの3曲メドレーの熱唱は素晴らしかった。 でも全体的にはもっとメリハリのある作品にして欲しかった。