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TUBE チューブ 死の脱出
平均 2.2
作品を観たキッカケは、タランティーノ監督が絶賛した!って事と、SFソリッドシチュエーションサスペンスホラーという、なんだかそそる前フリだったからですが、、、 ん〜、なんだかな〜、、、 かなり微妙。 低予算でキャストも数人、セットもそれほど作り込んではいないのに、あれほど緊張感や恐怖感、人間としての不快に感じるところを上手く突いてるところは評価できると思いますけど、ストーリーとして、結局何が言いたかったのかよく分からないってのが最終的なレビューかな?笑 まず、注意しなければいけないのは、これはチューブと言うくらいで狭い迷路の様な中で主役の女性が這いずり回りますが、閉所恐怖症の人はやめた方がいいですね。かなり苦しい、、笑笑 それと、これはここで言うのもなんだけどお子さんを不幸にも亡くされた経験のある方は、トラウマになるかもしれませんので、俺は観ない事をお勧めします!絶対に! 基本的なストーリーは、自分のちょっとしたミスで子供を亡くしてしまったと思い、自分もあっちの世界で亡き娘に会いたいと思っているお母さんが自殺しようか、どうしようかと迷って夜道をぶらぶらしてるとこに、車に乗った男が通りがかり途中まで送ってやるから乗ってけよって車に乗せるとこから始まります。その車の中で話をしてると、次の瞬間に意識が無くなっていて、起きたらどこだかわからない隔離された超狭いチューブの中。 しかも特殊なスーツに着替えていて、腕にはタイマー付きのライトが巻かれています。 何が起きたのか意味が分からず、気が動転してる矢先に腕のタイマーが時を知らせます。 そのタイマーの意味とわ、、、 次に起きる事は、一つのルートに進めと言わんばかりに隔離室のある一部だけopenになりそっちに行かないわけにはいかなくなります。 意味もわからないまま、進んでみるとそこに待っているのは、特殊なトラップ! これが予告も説明もないので全く先がわからない!このあたりは上手いですね。 そうやっていくつものトラップをかいくぐり、途中何度も諦め、もう苦しいのはイヤだから娘のところに逝かせてくれと言いますが、その度にいや、まだ生きていなければいけない!諦めてはいけない!となんとか気持ちを保っています。 そうしていると、車で出会った男が同じ様に捉えられている事に気づきます。 そうやって、その男と状況を話し合おうとしますが、そうこうしてる間にトラップが始動して男との生き残りをかけた戦いが始まるが女の方が勝ってしまいます。 そこから先もトラップは続き、もうダメだというところで娘が現れます。 その娘が「生きなさい」と言い、指示を出すが最後の最後は地球上ではなく、別世界のような場所で娘と脱出に成功している、と言う話。 その別世界とは何を意味しているのか? ストーリーから考えると天国って考えるのが普通でしょうが、それまでのSFソリッドシチュエーションって感じがあるので、なんとなく空気が変わると言うか、映画としての種類がごちゃ混ぜになってるというか、最後の部分で締まりがないように感じてしまいました。 俺が脚本家だったとしたら、これはエンタメ系の作品と考え、オープニングからチューブの中での感覚と同じ様に、最後も最悪の結果で終わらせる、いわゆるソウ系の脚本にするか、もしくはチューブから無事脱出できて、お母さんは強く生きていくよ!って感じの社会派系にするかのどちらかだと思います。 どちらにしても、子供を自らのミスで亡くしてしまい悩んでいるというのは、社会的にかなりの影響力があると思うし、更に不条理に意味不明なチューブに入れられ自殺しようとしてた人がトラップをかわさなければ死んでしまうって恐怖に打ち勝ち生きる道を選ぼうとするというのは、実際にそういう立場の人にとってはかなり強烈なトラウマ的映画になると思うので、R指定というより特殊な指定方法を考えた方が良い様な気がしてしまいました。 この作品に関してだけは、内容が内容だけに、作品公開する前や観る前の前説として、ある程度のネタバレをしておいた方が良いと思ったかな。 最悪の場合、この作品がキッカケでダメ押しとなり自らの命を断つ人が出てきてもおかしくないじゃないですか、昨今、、 タランティーノはそこまで言及していないような気がするけどなぁ〜、、、 もっとデリケートな話だと思うけどなぁ〜、、、 って事で、評価は低め。