レビュー
抜け出せない映画はどこにあるのだろう

抜け出せない映画はどこにあるのだろう

5 years ago

5.0


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鉄道員

映画 ・ 1956

平均 3.6

好きな映画音楽から入った映画。黒澤明のライティングも強烈だけど、この映画の深い陰影もとても綺麗。娘の結婚式で見せた母親のアップ、帽子のひさしの影にドキッとさせられる。 『姉さんとパパ、どっちが正しかったの?』子供を抱きしめてベッドで答えるママ、『どっちもよ、人が言い争うときは大抵そうなの』深刻そうにこれに続く言葉に作者の言いたい事が見え隠れする。終盤、唐突な話しの展開になるが、なぜか胸が詰まって来た、人間をしっかりと描きそれに絡まるように素敵な音楽が流れていたせいだろう。