レビュー
my life

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4 years ago

4.5


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ドラッグ・ウォー 毒戦

映画 ・ 2012

平均 3.4

個人的にも好きなジョニー・トー監督の作品を初鑑賞してみた。見放題の作品って少ないんやよね…もっと過去の傑作にも再び触れてみたいのに。 とにかく、ジョニー・トー監督作品は香港ノワールの匂いを感じさせる作風が極めて多く非常に好みでもある。 中でも「ザ・ミッション 非情の掟」「ヒーロー・ネバー・ダイ」「暗戦 デッドエンド」辺りは、その代表的な作品でもありキャリアの中でも至高の逸品。 その後の「ブレイキング・ニュース 」「エグザイル/絆」「エレクション」辺りもノワールの香りが漂う作品だとも言えるのね。 本作も悪くはなく匂いを感じる。いや、むしろ後半の銃撃戦は圧巻で次第に引き込まれてしまうタイプの良作だ。そんな主演はスン・ホンレイとルイス・クー。 ルイス・クーは先日観た「映画 真・三國無双」の呂布役がインパクトに残る感じではあったのだが本作も凄い。警察に協力することになるのだが心の中に宿る魂みたいなものは決して消えてはいない様子が伺えるようではあった。 もう一人の主役、刑事のスン・ホンレイも存在感抜群。どちらも潜入するような形となる訳なのだが韓国マフィアのハハが登場してからの完全コピーの流れも面白くて良いね。 あと、特筆すべきトコロはやはり…聾唖の兄弟登場かな。冴えないキャラと思わせておいてからの銃撃戦では人が変わる変わる。そのギャップに大いにして、やられてしまうのだ。 麻薬捜査官と麻薬の製造取引に関わる男…真逆の立場の二人ではあるがお互いプロ意識が強く総じて満足度が高い作品でもあった。 鑑賞後に知ったのだが「毒戦 BELIEVE」という韓国リメイクもあるのだとか…香港ノワールは好きで過去には良く観ていたのだが韓国ノワールの世界はほぼ無知に近い。また、気が向いたら鑑賞してみたいと思う今日この頃である。