レビュー
レビュー
star4.0
最初から最後までおもしろい。 ゴブリン(下級モンスター)の非情さと恐ろしさを人間が理解せずに進む人間と、それに対してあらゆる準備をしていくゴブリンスレイヤー の対比から生まれるストーリーがとても印象的です。最悪のパターンが殺されるだけでなく、レイプやほかの冒険者に対しての罠に使われるなど駆逐されることで学ぶゴブリンたちには妙に生々しさを感じるし、そいつらに対して一切手を抜かずに憎み殺し続けるゴブリンスレイヤーには、トラウマから生じた一種の狂気を感じます。 一貫したそういった狂気を描き続けているのは、作品として素晴らしいと思う。ラノベなどにありがちな意味不明な恋愛シチュエーションを交えてないのが個人的にはとても好きです。 昔みた「灰と幻想のグリムガル」もこういった、下級のモンスターに駆け出し冒険者が挑んでいく駆け出しならではのリアリティがある作品で、そちらはキャラの成長を描いていたものでしたが、「ゴブリンスレイヤー 」ではまた違った趣があって面白かった
80