レビュー
ジュネ

ジュネ

7 years ago

3.0


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ボヘミアン・ラプソディ

映画 ・ 2018

平均 3.9

何年も前から企画が進行していたにも関わらず、これまで脚本家や監督や主演が幾度も変更となり中々実現できず、決まったあともブライアン・シンガーがキャリアを閉ざすほどの危機に晒されるなど、フレディ・マーキュリーの人生が如く様々な荒波を乗り越えてついに完成した一作。 それだけの波瀾がありながらここまで完成度・再現度の高い圧巻のライブシーン、役者陣の名演はお見事と言う他ありませんし、「ライブエイド」ド真ん中世代にとっては感涙必死でしょう。これは映画館で見ないと魅力半減どころか4分の1だと思います。 ただ…あー、ぶった斬るのが怖いなぁ…音楽の力の素晴らしさはわかりますが、物語は名曲が生まれた瞬間やバンドの亀裂とその修復をダイジェスト的にツギハギして感動要素をぶちこんだだけで、非常に安直にしか思えませんでした。特にわかりやすく誰もが心動かされるシーンを作るため、意図的に悪役を作り出したり時系列を変えたりしてるのはやっぱり納得がいきません。 一般の観客からの評判が非常に高い一方で、全米批評家筋からのウケはさして良くない(ロッテントマト62%支持・メタクリティック49%支持)のはそこら辺に理由があると思うんですがどうでしょう。