レビュー
本作で古典的宗教も差別主義も絶対許せない、と一意に汲み取れば、それこそ危ないのでは?と感じる。 結局、性嗜好矯正、反転して過激なLGBTQ活動やファッション化も、行き過ぎた思想の果て。 自分を認めて、でも価値観の違う人もほんの少しでいいから理解するようにしようね、と劇中の意図もそこにあるのでは。 泊まった先の青年の゛神に罰されるようなことじゃない゛、ラスト父の゛努力するよ゛なんてまさに思想を一方通行に向ける危うい人への言葉。大仰なことではなく、ほんの少し相手に理解を示すだけのこと。しかし私達はそれができない。 別に教会に行かない。けど神を愛してる。意味もないけど、車の窓から手を出したい。ただそれだけ。つまりはそういうことなのだろう。
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