レビュー
この映画、かなりすごいのでは? 聖職者の性犯罪を暴く話?と思ったが、正義感を突き詰めた先にあるものは...という内容。 結局神父は8割方クロだったろうが、明示はされず。現実も同じで、自分が悪役と思う者に100%はない。自分の正義感にはめているから。 校長は根拠のない自信で神父を追い詰めるが、それは不確定な正義の行いであり、後悔からくる涙を流す。ドナルド達も味方を失ってしまう。少なくとも神父は適所では善人だった。 一方シスターは相手を信じようとする。その方が楽だから。かといって生徒を厳しく疑おうとするのだが、心ぐるしさに耐えられなくなる。 疑うことのなんと難しいことだろう。
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