レビュー
ひろ

ひろ

9 years ago

4.0


content

塔の上のラプンツェル

映画 ・ 2010

平均 3.8

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオによって製作されたディズニー・クラシックス50作品目となる2010年のアメリカ映画 ・ ディズニー・アニメーション、記念すべき50作品目となった作品だが、これは文句無しに傑作だ。 グリム童話の「ラプンツェル(髪長姫)」を原作としたプリンセス・ストーリーで、ディズニーになくてはならない夢と魔法が詰まっている。不幸なヒロインと魅力的な男性キャラが出会い、歌い、踊り、ピンチになり、奇跡が起きる。予定調和なんかじゃない。必ず起きる奇跡こそがディズニーたる由縁なのだ。 ・ 3Dアニメーションということで、その映像は驚くほどきれいだ。アニメーションとしての技術は、昔のそれとは比べるまでもない。しかし、そこにある魂は変わっちゃいない。小さな女の子から大人の女性まで、少年だって、おじさんだって夢を見れる。少女はお姫さまになりたいと言うだろう。少年もフリン・ライダーのようになりたいと言うかもしれない。 ・ 今風の凝ったアニメーションもいいけれど、ディズニーが失っちゃいけないものは確実にあって、それはいつまでも輝き続けるのだ。 ・ ディズニー・アニメーション史上三番目の興行収入を記録したことからも、いかにこの作品の完成度が高いか伺えるだろう。しかし、そんなのは瑣末なことだ。 ・ レンタルビデオ店で少女が母親に、「ラプンツェルが観たい」と言い、母親が、「この前、観たばかりでしょ」と言っていた。 これが魔法だ。少女はラプンツェルに夢を見ている。これこそがディズニーの真価なのだ。ディズニーがある限り、この世界から夢も魔法も消えやしない。