レビュー
やたらと映像は奇麗だが、何を言いたいのか解らない。 恐らくコッポラも解っていないと思う。美しい娘の死がメランコリックの最高の美であり、それを行うのが彼女を愛した男であるというところが主題でそれで通しているのだろうが、あまりに観念的で面白くない。 作家の罪の意識が傑作を生み出したというのであれば、ラストはあまりにも安易ではなかろうか。 7つの時計の意味も最後まで明かされず、「助けてパパ」とヴァンパイアの結びつきが不明であり、保安官が果たして少女を殺したのかどうかも曖昧である。
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