レビュー
hanako

hanako

4 years ago

3.0


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サイダーハウス・ルール

映画 ・ 1999

平均 3.4

2022/10/19 人工中絶が禁止されている時代に、こっそり堕胎手術を行う産科医と、彼が経営する孤児院(堕胎せずに生まれた赤ちゃんはそのまま孤児として預かる仕組み)。 その孤児院で生まれ、養子にもらわれずに青年まで産科助手をしながら成長した主人公が一念発起して外の世界へ飛び出すお話。孤児院からの旅立ちのシーンは割と序盤なんだけど、エモーショナルだしひたすらに美しいシーンでした。 そして若かりし日のトビーマグワイア!海を見たことない、食べたことないもの沢山、そんな生まれたてのヒヨコのような純粋無垢なトビーがひたすら可愛かった。笑 ◆ 『サイダーハウスルール』というのは、孤児院を飛び出した主人公が働くことになるリンゴ園の、季節労働者が寝泊まりする小屋のルール。しかしリンゴ園で働く季節労働者は文盲の黒人ばかりで誰も貼り出されたルールを読むことが出来ない状態。“こんなルール意味ある?”というのが主題なんでしょうね。 作中で色んな人が色んなルールを破ります。中には明らかな禁忌もあり、一方でルール違反によって守られるものもあるのがこの世の常。ルールって誰の何のためのものなんだっけ? ◆ まさに最近、アメリカ連邦最高裁が過去の判決を覆して人工中絶手術を認めない方向で動きがありますよね。なんだかんだでタイムリーな映画でした。