レビュー
2021.5.19.030.M.Sth ネタバレあり注意! 湖畔の家に住むことになったアレックス。ポストには、前住人ケイトから「住所変更手続きは住ませてるけど、間違ってここに郵便物が届いたら、次の住所に送ってね。ちなみに、橋についてる犬の足跡と、屋根裏の段ボールは私が来たときからあったものよ」との手紙が。しかし足跡も段ボールもなく、アレックスは軽く流してしまう。その後、橋にペンキを塗っていると、何処からともなく犬が現れ、ペタペタとペンキで足跡をつけていく。そこからかくかくしかじかで、ふたりは2年の時を超えて、湖畔のポストで文通をするようになる。想いを募らせるふたり。 以下、さらにネタバレ! アレックスは、同じ時間軸を生きる2年前のケイトと会うことに成功。2年後のケイトにはその記憶が刻まれる。やがてふたりは場所を決めて2年後に会うことを約束する。が、結局は会えなかった。アレックスはそこへ向かう途中、事故に遭い他界してしまったためだった。皮肉にも、そこで救命措置をしたのはケイトだった。さらに時が経ち、ケイトはあの日あの場所で死んだのがアレックスだったことを知る。慌てて、約束の場所を湖畔の家に変更する手紙をポストへ投函。 そこへ現れるアレックス。時間軸が違うので、ちょっと混乱するけど、これはなかなかいい映画だった。満を持して会ったときの熱いハグ、熱いキスにはグッとくるものがありました(さすがに「君の、名前は?」とは聞かなかったな(笑))。建築家のお父さんの記事のシーンも泣けたな。 “あれほど心の通いあう、感性の似た相手は他にいなかった”。この映画の中でキーワードとなる、ジェイン・オースティンの「説得」、読んでみようかな。たしかアン・ハサウェイが映画で演じてたし、読むべきだなこれは!
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