レビュー
ジュネ

ジュネ

7 years ago

2.5


content

空母いぶき

映画 ・ 2019

平均 3.2

2019年112本目は、公開前に佐藤浩市の問題発言が思わぬ波紋を呼んだことでもお馴染み、『空母いぶき』。 もしも日本に他国が侵略してきたら…という、現代においてあながち嘘とも言い切れない題材を扱った映画なんですが、原作ではハッキリと中国の名前を出しているにも関わらず、本編では仮想の敵国を引き合いに出す相変わらずの「逃げ腰外交」を発揮。 主眼はこれが自衛か否か、戦争か戦闘か…みたいな話なんですけど、そこに踏み込んだ映画を作りたいのであれば、「本気で他国と戦争してみた」くらい過激な描写の1つでもしないと手詰まりだと思います。ですが日本では当然そんなことができるはずもなく、結局はいつも通り「理論武装」で丸く収めておしまいという展開で、非常に単調です。 それ以外にもCGのクオリティがめちゃくちゃ低いとか、新聞記者も事態を静観してるだけで何の役にも立ってないとか、中井貴一のパートを必要と思った人は誰もいないとか、西島秀俊と佐々木蔵之介がタッグを組むようになる過程が激薄だとか、そもそも西島秀俊がニヤニヤしてるだけで全く頼れるリーダーに見えないとか…映画としては結構ズタボロです。 ただ、ドアップで見ても信じられないカワイさの本田翼さんと深川麻衣さんに星をあげちゃいます。戦争映画のつもりで見に行きましたが、私にとってはアイドル映画でした。