レビュー
コウキマン

コウキマン

2 years ago

4.5


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ラーゲリより愛を込めて

映画 ・ 2022

平均 3.9

2023.12.29.104 ネタバレあり。実話ベース 終戦後もシベリアの収容所で重労働を強いられる日本人たち。家族に会いたい、故郷の土を踏みたい、という思いを持ちながら、一体いつまでここで働かなければならないのかわからず絶望する日本人たち。 そんな中、山本幡男は日本人たちに生きる希望を与えるため、野球をしたり、句会を開いたりしたそう。映画では描かれてないが、実際には演劇会を催し、その脚本も手掛けたりしたそうだ。 【さらにネタバレ】 故郷の土を踏むことができなかった山本の遺書は、ソ連軍から「暗号ではないか?スパイ活動でもしてるのか」と没収される。しかしそれは想定内。仲間たちは遺書の内容を分散し、一語一句違わず暗記することで、帰国後遺族へと伝える。 【感想】 自身の教養を生かし、絶望する日本人たちに文化的生活(生活にうるおい)を提供することで、希望をつなぐ姿勢は尊敬しかない。果たして自分がこのような境遇になったとき、同じようなことができるだけの素養があるだろうか?(まったく無い!)なんてことを考えつつ鑑賞。 山本幡男さんの人柄と生き様、周りの人達の山本さんへの敬慕とその後の行い。時代柄もあるのかもしれないが、「こうありたい」という熱いものが込み上げてきました。 作中でよく皆が歌う歌、福岡住みからすると“かばたの明太子”が頭に過ってしまう。