
Akyo Ishihara
4.0

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
映画 ・ 2016
平均 3.7
2016年11月29日に見ました。
登場する魔法動物の個性が豊かで、とても愛着を持てた。本作やハリーポッターシリーズに出てくる魔法そのもの以上にワクワクするものがあった。 なにより、主人公がその魔法動物を愛護する立場におり、異様なビジュアルな生物ばかりではあるが、どこか愛着を持てるその動物たちに、観る側も見た目という壁を取り払い主人公に感情移入できる作品だった。 ハリーポッターシリーズは全作観ているが、正直あまり記憶に残っていない。登場人物は個性が強く好きだったが、その中でなぜかハリー本人だけ、そんなに好きじゃなかった。。 登場人物が大人ばかりであったことは、ハリポタシリーズとの大きな違いの一つであると思う。また同時に、魔法の世界ではなく、NYという人間の世界で話が進むことが新鮮だった。 魔法を目の前にして目を丸くするマグル(人間)たちの反応は、私たち自身の見たかったものであったと思う。 おそらくハリポタシリーズを観てると、もっと深い味わいがあるのだと思うが、、私はダンブルドアとホグワーツくらいしか拾えなかった笑 世界観の深さというのは映画史上でも指折りであると思う。皮肉にもスピンオフを観てから、本作を観てみたいと思った。 ハリーがいる時代より15年前という設定を耳にしたが、その前作より登場人物やセットに小綺麗さを感じ、いい意味ではギャップであり、全く新しい作風になったないとう感じでもある。 初めて4DXで観たということもあり、とても興奮した。予想以上に動くし、予想以上に濡れるし、なんか臭いもした笑 この作品は4DXで観て正解だった。ただし字幕がある作品は気をつけた方がいい…焦点を変えるのに労力がいる。。 5部作で完結すると聞いたが、この先が楽しみ!