
uboshito

雑魚どもよ、大志を抱け!
平均 3.4
見終わった今、強く、強く、彼らを「雑魚」呼ばわりすることに腹立ちがおさまらない。みな幼いなりに、必死に生きてるじゃないか。誰の基準で「雑魚」って言ってるわけ? 子どもだって一人の人間ということを考えたら、このタイトルはないな、と思う。 この映画は、作り手側に「雑魚」と称されてしまった(おそらく監督自身の少年期も含みそうな)可哀想な「男子たち」の人間模様、若い時期の人生の苦悩、一生懸命もがいている様を描いている。しかし、そう書いてて失笑してしまう自分もいる。だって、小学生だということはわかって見始めたはずなんだけど、見ている途中で「あれ? これ、中学生の話だったかな?」と思い、一時停止して映画の情報見直したほど。でもやっぱり小学5年から6年にかけての話。 …いや、主要メンバーが声変わりしすぎでしょ。小学6年でこんなに何人も声変わりが完了している子はいない、っていう点でのリアリティのなさに、この映画との距離がかなりできてしまった。確かに、変声期前から低い声の子っているけど、それと声変わり後の声の違いは、男性ならみんなわかると思う。 この映画を制作している人たちはそこに気づかなかった、とでも言うつもりなのか…そんなわけはない。おそらく、主役のできる「小学生男子の子役がいなかった」のだろう。でもそんなの、観客には関係のない話。いないなら制作しなければ良いだけの話。 なので、見ている側としては、瞬がジャニーズ事務所、隆造がスターダストという大手事務所所属であることから、それら芸能事務所との関係性があって、主演にこの2人を配役したようにしか見えない。もし本当にそうだとしたら、コンセプトからして台無しになっている。小学6年生でニキビできてる子なんてほとんどいないよ。大人の都合で子供の映画を作ってはいけない。すべてが台無しになる。 【視聴:Netflix】