映画
テレビ
本
ウェブトゥーン
ログイン
新規登録
レビュー
芥杢田 理
4 years ago
戦争と平和(1956)
映画 · 1956
3.5
戦争の惨さや平和の尊さなどの崇高なテーマで話が進むのかと思えば、見応えのあるラブロマンスが半分近くを占めていて驚いた。むしろ、戦闘シーンの方は間延びしていて途中で飽き飽きしてしまった。ただ、途中で放火犯が銃殺されるところなど、人と人とが殺し合う悲惨さはひしひしと伝わってきた。 なんといっても、オードリー・ヘップバーンが綺麗で可愛い。舞踏会の退屈そうな表情をつくろうとしているところなんて、可愛すぎて笑ってしまった。衣装もおしゃれなものが多いので、観ていて楽しい。 そして、アンドレアも良いけど、やはりピエールを推したい。駆け落ち騒ぎの一件で一気に好感度が上がった。特に傷心のナターシャにかけた言葉で痺れて、それを聞いたナターシャの仕草に惚れた。 また、ピエールがエレンとの結婚をナターシャに告げたとき、馬が少しいななくのが、気丈にピエールの幸せを願いつつ、その心中では動揺しているナターシャの心情を表しているようでとても好き。馬は乗り手の気持ちを感じ取るとも言いますから。
このレビューにはネタバレが含まれています
見る
いいね 1
コメント 0
いいね
コメント
シェア