
akubi
7 years ago

乾いた花
平均 3.2
男女の密なる話し声。静寂を破るような哀しげな街の音。 生きるのに退屈を感じる人間とゆう動物たちの気だるさの中に響く。 カン、カン、。 それは乾いたココロに響く音。 花札のカチカチとゆう交わりも、がらんどうの彼らのを包むだけ。 高度成長期、刹那に生きたものたちが刻む無虚な鼓動。 『なんてこたぁねえ』 そういいながら不器用に震えてた彼を見つめる大きな穴ぼこのような真っ黒の瞳。 光が見えたのにまた、見失ってしまった。 わたしは痺れて、からっぽの中で、沁みた。