レビュー
ひろ

ひろ

9 years ago

4.0


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脳内ニューヨーク

映画 ・ 2007

平均 3.0

「マルコヴィッチの穴」や「エターナル・サンシャイン」など、奇想天外なストーリー展開で知られる天才脚本家チャーリー・カウフマン脚本・初監督のアメリカ映画 ・ 独創的な脚本でいつも楽しませてくれるチャーリー・カウフマンの初監督作品っていうから興味をひかれて見ました ・ 体調不良や家族が出ていったことで、孤独と不安に押し潰されそうになった劇作家ケイデンが、頭の中にあるニューヨークを舞台で再現することで自分の人生を見つめ直していく ・ どんどん膨れ上がっていく舞台によって、複雑になっていく人間関係。 現実と舞台の区別すらつかなくなっていく ・ カウフマンらしい複雑で独創的な脚本に、オスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマンをはじめとする演技派俳優ばかりのキャスティングはテンション上がる ・ ちょっと難解でアート系の作品だけど、理解すれば深い話だからけっこう後からじわじわきた ・ 「脳内ニューヨーク」っていう日本人受け狙いの邦題に、日本版のみのポップなデザインのポスターのせいで、笑えるエンターテイメント作品って勘違いしちゃうかもしれないけど、主人公の人生の自己投影を描いたアート系の作品なんで気をつけて ・ 作品の世界観を無視して商業主義的に宣伝しちゃうシステムやめてほしい ・ 日本の宣伝した人たちは、ちゃんと映画見てんのかな(ポスターのデザイン自体はけっこう好きだけどね)