レビュー
コウキマン

コウキマン

3 years ago

4.5


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グラン・トリノ

映画 ・ 2008

平均 3.8

2023.1.8.003 ネタバレあり 朝鮮戦争を戦い抜き、妻に先立たれたウォルト(イーストウッド)。頑固なのもあり、親族との仲は良くなく独り暮らしをしている。妻の遺言だということで、懺悔を勧めに来る若い神父も軽くあしらっていた。 ある日隣家の少年タオ(ベトナム戦争から逃げてきたモン族)が従兄のチンピラ仲間からそそのかされ、ウォルトの家にある自慢の旧車“グラン・トリノ”を盗みに来る。しかしウォルトに見つかり失敗。 その後ウォルトは、隣家の少女スーが黒人少年に絡まれているところを目撃し、仕方なく助ける。 それがきっかけで隣家の食事に誘われるウォルト。スーの家族・親戚というかモン族一同から白い目で見られるウォルトだが、だんだんと馴染んでいく。そしてタオを見つけ声をかける。グラン・トリノを盗もうとしたタオを「腰抜け」「トロ助」とバカにしながらも、どこか気になる様子。 翌日、モン族一家はウォルトに「しばらくタオに家のことを手伝わせてほしい。これは償いだ。断られると困る」と申し出てきたため、ウォルトはタオをこき使うことに。そこからウォルトとタオの友情が芽生え、深まっていく。 タオの成長を優しくサポートする頑固オヤジ。泣ける。しかしタオにはチンピラ従兄という障害がある。 さらにネタバレ ウォルトがチンピラを懲らしめてからの、チンピラのシャレにならない復讐。さらに報復すべしと怒りの炎を燃やすウォルト、タオ、神父。やつらの息の根を止めなければタオ、スーの家族に平穏は訪れない! 怒りに任せず冷静に判断したウォルトの行動は悲しいものではあったけど、最善だったのかも。最期のチンピラとのやり取りカッコよかった。 さすがのイーストウッド映画。余韻がすごい。また観たい映画。