
Shunsuke Ohno
10 years ago

恋人たち
平均 3.6
飲みこめない想いを飲みこみながら生きている人が、この日本にどれだけいるのだろう。 予告編冒頭で語られる、橋口亮輔監督の言葉を噛みしめながら、そして主人公達の想いと自分の想いを重ねながら過ごす140分。 傷つき騙され絶望する主人公たち。でも彼らもまた、誰かを傷つけたり裏切ったりしている。 僕か?僕の事なのか?と端々から覗く何かを突きつけられながらも、何気ない優しさ や、キラキラした虚構にほんの少し救われたりする。 自分が分からなくなった時、前に進めなくなった時、この作品のあいつらも生きていると実感する事でまた頑張れる気がしてくる、オールタイムベストな一本です。