恋人たち
恋人たち
2015 · ドラマ/ラブロマンス · 日本
140分
(C)松竹ブロードキャスティング



都心に張り巡らされた高速道路の下。橋梁のコンクリートに耳をぴたりと付けた篠塚アツシ(篠原篤)が、ハンマーでコンクリートをノックする。機械よりも正確な聴力を持つ彼の仕事は、音の響きで破損場所を探し当てる橋梁点検。しかし、彼は数年前に愛する妻を通り魔殺人事件で失い、今では健康保険料も支払えないほど貧しい生活を送っていた。妻を殺した犯人を極刑にすることだけを生きがいにしてきたアツシだが、親身になってくれる弁護士はいない。次第に社会そのものに恨みを抱くようになった彼はある日、破滅的な行動を起こしてしまう……。
笑いと推理が交差する、時代ミステリー
「唐人街探偵1900」都度課金開始✨
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ジュネ
5.0
各所で絶賛されているように間違いなく今年度ベスト級の傑作。役者陣のあまりに自然すぎる演技といい、主人公たちを彩る衣食住職の描き方といい、リアルを通り越した生々しさがある 。主役3人が独白するそれぞれのシーンでは辛すぎて目を背けたい気持ちと、いつまでも見ていたいという純粋な欲求とがないまぜになって、心がぐちゃぐちゃに。どんなに最低な人生でもどんなに救いがなくても、小さな喜びを積み重ねて人は前を向いていく生き物なんだ。そんな普遍的なメッセージをここまでパワフルに伝えてくれる映画に、この先何回会えるんだろうか。
たー
2.5
主役の俳優3人全く存じ上げない方達でしたけど、自然な演技に魅了されてしまいました。 なにかにつまずいて転んで起き上がれない時に観るとよっしゃ頑張ろってなる映画ですね。 終始度どよんとした雰囲気があまり好きじゃないのと、通り魔に妻が殺された男の闇が深すぎて、他の2人の印象が薄かったなあって感じました。最終的にこの3人が一堂に会してなんかするんかなあと思っていたんですけど特に目立った絡みもなく終わってしまって、完全にスカしてしまいましたね。
HammerW.G2R
4.0
あまり込み入ったことは書きたくない。 リアル。知り合いの悪口を書く感じだ。 誰かが書いていた "ドン底におちいっている方必見ですよ。"
GOICHI
2.0
「話の重さの違いがイマイチ」 3人の主人公が織り成す人間ドラマ。オムニバス形式ではなく、場面が切り替わりながら進行していくが、その割にはこの3人が交わるコトはほぼ無いので、ザッピング的な楽しさを期待すると肩透かしを喰らう。 妻を殺された男、平凡な生活の女、同性愛弁護士の男と3人の主人公がいるが、その中でも妻を殺された男のエピソードがダントツに暗い。他の2人は恋愛的なシガラミだし、決して明るいとは言わないがそれなりに生きていけるエピソードなのに、妻を殺された男のエピソードは健康保険さえも払えないし生活困窮的な立場だからホント重いわ。それだけに復讐という深い話まで入っていくので見応えがあるけど。 結構散漫に場面が切り替わるコトが多いので各々のエピソードの印象が薄くなりがち。やっぱり妻を殺された男がメインなので他の2人の話が余計印象が薄く見える。どの話もなんだかんだでそれでも生きていく、みたいなベタな終わり方してるのも何か逆にモヤモヤ感が残るし。 何気に主人公達に絡んでくる人達も、妻を殺された男が圧倒的に多いので、やっぱり他の2人の話はバッサリ切って、妻を殺された男のエピソードを膨らましてこれ1本で撮った方がまだ見易かったとは思うなぁ。 高評価が多い本作だ が、自分には余り合わなかったな。
Shunsuke Ohno
5.0
飲みこめない想いを飲みこみながら生きている人が、この日本にどれだけいるのだろう。 予告編冒頭で語られる、橋口亮輔監督の言葉を噛みしめながら、そして主人公達の想いと自分の想いを重ねながら過ごす140分。 傷つき騙され絶望する主人公たち。でも彼らもまた、誰かを傷つけたり裏切ったりしている。 僕か?僕の事なのか?と端々から覗く何かを突きつけられながらも、何気ない優しさや、キラキラした虚構にほんの少し救われたりする。 自分が分からなくなった時、前に進めなくなった時、この作品のあいつらも生きていると実感する事でまた頑張れる気がしてくる、オールタイムベストな一本です。
Schindler's Memo
1.0
他を圧してキネ旬第一位である。凡庸な私には、どうして一番なのか全く解らなかった。 まず、古くから言われてきた邦画への批判謳い文句、「暗く」、「汚れた」、「うらぶれた」感じの三つ巴である。キネ旬の審査員の先生方は、このところ若返りして、昭和共闘時代のいわゆる知的文化人だけではないだろうに、どうしたことか。 3つの群像劇であり、それぞれの主役たちは全く無名の人々で、市井の普通の人々的な感じはよく出ているが、だからといって何が良かったのだろう? いずれも一様に「被害者意識」が強い。確かに妻を惨殺された夫は被害者なのだろうが、それをあまりに強調するので、映画の中でも、そして観ている我々にとっても非常にウザイ。他の二人については、あまりにも「一般的」なため、一体どこを映画で描かなければならなかったのか疑問である。 それぞれ一方的な長回しの一人台詞があるが、全く伝わってこなかったし、伝える必要性もあまり感じられない。 映画好きは、面白い映画を観たいし、スターの熱演も観たい。また、ズシンと来るメッセージも感じたい。これらの基本を外したところが新しいのかもしれないが・・。
いそ
4.0
ネタバレがあります!!
ボンゴレ
3.0
妻を亡くした男、ゲイの男、不倫の女などいろんな恋人関係を描きながら物語が始まる。生々しい人間の部分があり、登場人物の感情の波と葛藤が辛い。腕がない同僚の前向きな言葉が全てだと思う。ラストも特に皆幸せにはならないが、それぞれがその環境で強く生きていくというある意味ポジティブな終わりだった。
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