
hanako
1 year ago

アメリカン・スナイパー
平均 3.7
2024/10/3 イラク戦争で160名以上を射殺して“伝説の狙撃手”と なった実在の人物クリス・カイルの半生。 緊迫した戦場で、怪しげな人物とあらば女でも子供でも殺さなければならない。 戦場という死と隣り合わせの究極の非日常と、愛する妻と子供と過ごす日常との間で心のバランスが崩れていく様子が痛々しいです。「戦争とは一体なんなのか」というシンプルながら強いメッセージを感じる作品。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆【ネタバレあり】 ◆ ◆ ◆ ◆ なんという皮肉な結末…。 PTSDに苦しむクリスは、自分と同様に苦しむ帰還兵の救済活動に力を注ぎ、徐々に心のバランスが整っていくのだけど、その活動の最中、心を病んだ帰還兵に撃たれて死亡する。(後々調べたらクリスを射殺したルースもそれは壮絶な人生なので、とても辛い) 国同士の憎しみの連鎖である戦争の結果、同じ国のために戦った仲間に攻撃が向いてしまった本当の悲劇。戦争とは。 イラク戦争の是非、みたいなことには触れていなくて、一貫して戦場の悲惨さと、日常の幸せのギャップが描かれていた。、「身体はアメリカに戻ってきても、心はまだ戦場」。